酵素は健やかな体作りに必要と

酵素=Enzyme(エンザイム)は体内に存在しています

酵素(エンザイム)。
体内に存在する酵素(エンザイム)。
酵素は、私たち全ての生命体の体内でも作り出されています。

酵素は、20数種類のアミノ酸が結合したタンパク質で構成されていて、タンパク質の他に炭水化物、脂質などから得られる栄養素により、私たちの体を構築します。

酵素(エンザイム)の多くはミネラル、ビタミンと結合して、お互いに作用し合って活動しています。
私たち人の体内には数千もの酵素が存在しているといわれます。

その酵素(エンザイム)それぞれが異なった働きをしていて、一つの酵素は一つの働きしかしません。

また、酵素(エンザイム)は補酵素と呼ばれるミネラル、ビタミンなど微量栄養素と一緒になってはじめて酵素の働きをします。

酵素(エンザイム)が不足すると、老化が加速したり、自然治癒力が著しく弱まったりするといわれています。

酵素(エンザイム)は、消化・代謝を促進する..

私たち人間を含む生物の体内では、化学反応(触媒作用)と呼ばれる化合物の合成・分解が常に起きています。

これは、「代謝」と呼ばれていて、この触媒作用を促進させ、新陳代謝を活発化するのが酵素のいわば「仕事」です。

成長、呼吸、病気の予防、ホルモン調節なども酵素が元気に働けないとできないといわれています。

酵素が元気で化学反応(触媒作用)を促進することができないと、健康で生きていく事は難しいのだそうです。

酵素(エンザイム)は熱に弱い..

これまでお話してきました「生命の素=酵素(エンザイム)」も、加齢とともに減少していきます。
もともと私たちが持っている酵素と体内で作り出される酵素の量は限られています。

それは、私たちが現代生きていく中で必要とする酵素(エンザイム)の量よりもはるかに少ないと思われます。

足りない酵素(エンザイム)は補わなければなりません。
今までの私たちは、普段の食事から「食物酵素」を摂る事ができました。

新鮮な「生もの(生鮮食品・野菜・果物・魚肉など)」を食べる機会が多かったからといわれています。
しかし、最近の私たちの食事は加熱調理、化学的処理が中心の食生活となってしまっています。

酵素(エンザイム)は熱に弱い特徴があるため、加熱調理、化学的処理された食品中の酵素は、ほとんど失われてしまいます。

では、現代の食生活の中で酵素(エンザイム)を摂るにはどうしたら良いのでしょうか。

それは、極力「生もの」を摂るようにするか、納豆・味噌・醤油などの発酵食品を摂るよう心がける事が大事です。

バランス的に理想としては、「生もの」60%に対して加工食品を40%とする事が健康上問題が生じないと、多くの科学者は言われています。

酵素(エンザイム)には種類がある!?

酵素(エンザイム)は、大きく2種類に分けられます。
私たちの体内に存在する酵素(消化酵素・代謝酵素)と、食物自体にあらかじめ含まれている酵素(食物酵素)の2種類です。

消化酵素、代謝酵素

消化酵素..
栄養素を体の中に吸収しやすく、分解(消化)する酵素を消化酵素といいます。

代謝酵素..
消化酵素により、体内に吸収した栄養素を使って、私たちの生命活動に必要なエネルギーを作り出す重要な働きをする酵素を代謝酵素といいます。

代謝酵素の主な働きとしては、下記のようです。

  • 新陳代謝
  • デトックス(解毒)
  • 血圧調整、遺伝子修復
  • 自然治癒力
  • 体内の異物、病原菌の除去
  • 美容効果

新陳代謝がうまくいかないと、

細胞が生まれ変わる事ができなくなり、老化が加速したり、または血管などがもろくなったりして血液の状態が悪くなったりするそうです。

お肌にシミ・シワが出て、カサカサになったりもします。

骨・筋肉などの細胞の再生しようとする力が落ちてきて、足腰が弱くなったりもするようです。

基礎代謝も下がって脂肪が燃えにくくなったりもしますので、いわゆるメタボリックシンドロームになりやすくなるようです。

代謝酵素不足は私たちにとって、生活習慣病に直結する要因となりかねないのです。

食物酵素(体外から摂取する酵素)

生鮮食品・野菜・果物・肉など加熱されていない、いわゆる新鮮な「生もの」や、味噌・醤油・納豆・ヨーグルトなど発酵食品の食物自体に含まれている、酵素のことを「食物酵素」といいます。

食物酵素は、食物自体があらかじめ消化されるために必要な酵素としてもっているため、体内に存在する酵素をあまり使わなくても十分消化ができます。

これによって、体内の消化酵素の消費を少なくする事ができるため、代謝酵素にまわす分の酵素が温存できるのです。

しかし、現代の私たちの食生活は、加熱調理、加工された食品が中心です。

先にも述べましたが、本来の食物には酵素が含まれていても、加熱調理、加工された食品になる過程で酵素はほとんど失われてしまうといわれています。

「食物酵素」を失った食品を食べ続けることで、酵素が不足し、それが体に負担をかける結果となって、いわゆる生活習慣病などの病気の原因を私たち自らが作っているというのが現状です。

玄米酵素は酵素食品の一つです

ここで「玄米酵素」についてお話しましょう。

玄米酵素とは..玄米の栄養素を発酵したものです。

玄米は、胚芽と糠(ヌカ)と胚乳から成っています。
私たちが通常食している白米は、胚乳部分で玄米を精白して胚芽と糠(ヌカ)を取り除いたものです。

この胚芽と糠(ヌカ)には、ビタミンやミネラルが全体の95%含有してます。
ですので、玄米を食べることは健康の基をつくることになるとよくいわれます。

しかし、玄米を食べ続けることは簡単ではありません。
白米より余計に噛まなければなりませんし、消化・吸収が多少難点があったりします。

長年白米に慣れ親しんでいる私たち現代人には、玄米食に切り替えるのは、決して易しいことではありません。

玄米の難点を補ったのが、玄米酵素です。

玄米酵素は、消化・吸収が難しいといわれる玄米の栄養素を発酵によって消化・吸収し易くして、さらに栄養素も増やしているのです。

不足しがちな酵素を補うには最適な玄米酵素!

先にもお話しましたが、私たち現代人の通常の食生活は、加熱調理、加工された食品が中心となっています。

食材そのものには「食物酵素」が存在していても、加熱処理などにより、その大部分は失われて破壊されてしまいます。

酵素が欠けた加工食品を食べ続けると、体は食物の消化のために体内で「消化酵素」を無理に大量に作り出そうとします。

そこで、消化酵素だけでは間に合わなくなって代謝酵素を代用するようになります。

消化酵素の代わりに消費されることにより代謝酵素も不足するようになって、ついには代謝酵素を生成することもできなくなり、酵素不足を補えない体になってしまい、結果として免疫力低下、自然治癒力の低下につながっていくのです。

現代社会の中で忙しく生きる私たちにとって、「健康面を考えれば、新鮮で未加工(生もの)の食物を食べるのが体の機能のために絶対必要」と言われても、なかなか毎日の生活の中で完全なる「生もの」ばかり食べることは難しいですよね。

しかし、不足した酵素を何かしらの方法で補わなければいけません。
しかも、できるだけ簡単で有効的に酵素を摂ることができれば最高ではないでしょうか?

そこで登場するのが、玄米酵素ですが、中でも酵素を豊富に含んだ発酵食品(酵素食品)を摂ることで、不足した食物酵素を補うことができます。

摂る方法もいたって簡単・手軽に、有効的に酵素を摂ることができる優れものです。

また、玄米酵素には生活習慣病などの一因とされる活性酸素を消去する酵素SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)が豊富に含まれているのも特徴です。

酵素不足を解消でき、活性酸素の除去にも役立つ酵素SODが豊富に含まれた玄米酵素を摂ることが、健康上にも有効的な方法だと思います。